幟(のぼり)

分類五月人形 

幟(のぼり)とは、丈が長く幅の狭い布の横に、多くの乳(ち)をつけて竿(さお)に通し、立てて標識とするもののこと。
幟旗(のぼりばた)ともいい、庭や門前に飾る戸外幟と、室内に飾る座敷幟があります。
戦国時代、戦場で敵と味方を見分けられるよう、L字を逆さにした旗竿に、細長い幕(旗)をくくりつけたのが始まりとされます。
現在では、強くたくましく、健やかに育って欲しいとの願いを込め、五月飾りの一つとして飾ります。
絵柄は、桃太郎や金太郎・滝を登る鯉・合戦の武者絵幟・龍虎の図などがあります。